ボウリングのピンは9本だった

趣味・スポーツ

10本のピンを三角形に並べて、ボールで倒すボウリング。

元々は9本のピンを倒すものでした。

紀元前3000〜5000年前のエジプトにはすでにあったとされ、墓からもボウリングの道具が発掘されています。

中世に入り、ドイツではひし形に置いた9本のピンを倒すというルールを決めた「ナインピンボウリング」がスポーツとして人気が出ました。

その後ヨーロッパからアメリカにも広まりましたが、西部開拓時代にはスポーツというより酒をめぐってのギャンブルとして流行ったので、禁止令が出されました。

そこで、1本足せばナインピンではなくなるために違法ではないとのことから、10本のピンを倒すようになったといわれています。