牛乳パックの小さな切り込みの意味

生活・健康

500ml以上の牛乳で、屋根型容器の紙パックの上部に小さな切り込みがあるのを知っていますか。

その切り込み部分は「切欠き」という名前で、視覚障碍者が牛乳と他の飲料を区別できるように、さらに開け口がどちらかが分かるようにもなっているバリアフリー対応の容器として2001年から付けられました。

切欠きは半径は2.5mmの扇形で、開口部の反対側とするという規定があります。

しかし、任意表示のため全てのメーカーの牛乳に付いているわけではありません。

切欠きは、生乳100%の成分調整を行わない「種類別 牛乳」だけに付くので、低脂肪牛乳や成分調整牛乳にはついていません。