外反母趾

生活・健康

外反母趾とは、母趾(足の親指)が小指側に曲がり、「く」の字のように変形した状態をいいます。

靴を履いて歩くと、母趾や母趾の付け根などに赤みや腫れ、痛みを感じ、ひどい場合は強い痛みで歩行が困難になることも。

患者の90%が女性といわれていて、原因は幅が狭いハイヒール、サイズの合わないヒール靴、偏平足や開張足、他にも関節リウマチの合併症で生じることもあります。

エックス線撮影で、母趾が小指側に20度以上曲がっていると外反母趾と診断されます。20度~30度で軽度、30度~40度が中等度、40度以上が重度です。

重症化すると手術が必要になるので、変形が気になったり痛みが出る場合には、早めに整形外科を受診しましょう。