「カレーうどん」と「カレー南蛮」の違いはネギです。
カレーうどんには玉ねぎが入っていて、カレー南蛮には長ネギが入っているのが一般的です。
また、カレー南蛮はうどんだけではなく蕎麦の場合もあります。
カレー南蛮は明治時代に日本で誕生し、東京麻布の「朝松庵」という蕎麦屋が考案したメニューだといわれています。
「南蛮」とはネギのことを指します。
諸説ありますが、室町~江戸時代にポルトガルやスペインから商人が多く日本に訪れ、インドや東南アジアを経由して南から日本に来ていたため「南蛮人」と呼ばれていたようです。
この南蛮人が好んで食べていた長ネギを「南蛮」というようになったといいます。
しかし、カレー南蛮とカレーうどんの違いは近年どんどん曖昧になってきているようです。