有名な音楽家べートーベンとシューベルトは同じウィーンで生活をしていました。
シューベルトはベートーベンのことを尊敬しており、ベートーベンが亡くなる数日前に初めて会うことが出来ました。ベートーベンも彼の楽譜を見て「神のひらめきがある」と感嘆したようです。
シューベルトは、56歳で亡くなったベートーベンの棺をお墓まで運んだ一人と言われています。シューベルトは遺言で「自分のお墓はベートーベンの隣に建ててほしい」と伝えていました。
ベートーベンが死んだ翌年に、腸チフスで31歳の若さでシューベルトも亡くなってしまいました。お墓は遺言どおりベートーベンの隣に建てられ、現在もウィーンの中央墓地にお墓が並んでいます。