江戸切子(えどきりこ)は、江戸、東京でつくられるガラス細工で、日本の伝統工芸品の一つです。
切子は、ガラスの表面をカットするカットグラスの技術の名前で、「江戸切子」や「薩摩切子」などがあります。
江戸時代に、庶民が日常的に使用するために商人がつくったものが江戸切子です。
薩摩切子は幕末時代から海外交易用、鑑賞用など主に贈り物として薩摩藩の事業として作られたものです。
見た目の違いは、色の付いているガラスとカットした透明な部分の境がくっきりしている江戸切子に対し、薩摩切子は境目がグラデーションのようになっています。
また、7月5日は江戸切子の日とされています。