四十肩とは、肩に痛みが出る肩関節周囲炎というものです。
肩関節まわりの筋肉や靭帯が炎症を起こす症状です。
首こりや肩こりと間違われがちですが、肩から腕にかけての痛みと腕が上がらないなど動きが制限されることが特徴です。
急に激しい痛みに襲われ、横にも上にもあがらなくなることも少なくありません。
夜も眠れないほどの激痛の場合も。
四十肩、五十肩の違いは発症する年代によって呼び名が変わっただけであり、同じ肩関節周囲炎です。
最近では20~30代の患者さんも珍しくなく、割合は全人口の2~5%ともいわれています。
原因は老化だといわれていますが、はっきりとした原因は実は分かっていません。
痛みがひどい場合は整形外科などで受診しましょう。