エリザベスカラーとは、犬や猫が手術やケガなどの傷口を自分で舐めたり触れないようにするための保護具のことです。
首の周りにパラボラアンテナのような形状のカバーのエリザベスカラーをして、患部を守っています。
動物は自分で舐めて治そうとしますが、舐めて刺激がかえって患部を悪化させたり、感染症のリスクを高めてしまうことになります。
名前の由来は、16~17世紀ごろイギリスのエリザベス朝時代に衣服で用いられた襟がエリザベスカラーと呼ばれていました。
首の周りに扇状に広がった装飾を目的とする襟でした。