コーヒーカップを置くときには、取っ手は右向きでも左向きでも構いません。
正式な決まりやマナーはないのです。
取っ手を右向きはアメリカ式で、左向きはイギリス式だとも言われます。
右向きは右手でそのまま持ち上げて飲めます。ブラックコーヒー派の多いアメリカではこの方が飲みやすいですね。
イギリスは紅茶文化の国で、お菓子を右手でつまみ、左手でカップを持つという紅茶の飲み方の作法も関係しているのではないかと言われています。
左手を取っ手に添え、右手で砂糖やミルクを入れたりスプーンでまぜるのにスムーズな動きが出来ます。
また絵柄により正面が決まっているカップは、デザインの通りに置くのがベストです。
お客様の利き手が分かったり、ブラックで飲むかミルクや砂糖を入れて飲むかが分かる場合にはスムーズに飲める向きに置くこともあります。
