昔から日本にあるようなレトロやアンティークな雰囲気の「喫茶店」と、現代っぽくおしゃれなイメージな「カフェ」ですが、イメージだけではなく大きな違いがあります。
どちらも営業許可の申請をしないと開業できませんが、喫茶店は「喫茶店営業許可」が必要です。一方カフェには喫茶店営業許可よりも取得が難しい「飲食店営業許可」が必要となるのです。
飲食店営業許可はアルコールが提供できますが、喫茶店営業許可はアルコールは認められていません。
また、調理の幅も異なります。喫茶店営業許可は簡単な加熱調理なもので、トーストなどの軽食、ケーキなどがよく出されます。
飲食店営業許可が必要なカフェでは、加熱調理以外も認められているので豊富な料理を提供することが出来るのです。
まとめると、カフェはアルコールや幅広い料理の提供が認められ、喫茶店ではアルコールは認められず簡単な料理の提供が可能になっているお店になります。
また、お店に「喫茶店」という名前を付けていても、飲食店営業許可を取得してアルコールの提供をしている場合もあります。
