雑種犬とミックス犬って違うの?

その他

最近よく聞くようになってきた「ミックス犬」という言葉。昔は雑種犬とよく言っていたものが最近になってミックス犬と呼び方が変化しただけでしょうか。

「雑種犬」とは、異なる品種の犬同士が自然に交配して生まれた犬をいいます。

ひと昔前は、犬は外飼いが主流でした。野良犬も多く、避妊、去勢手術も現在のようにすすんでいなかったため、飼い主が気づかないうちに犬同士が交配し子犬が誕生することは少なくありませんでした。

一方、ミックス犬は純血種同士の交配から生まれた犬のことです。ペットショップなどのミックス犬は主に人工的に異なる種類を交配させて誕生してます。

チワワとプードルから生まれた「チワプー」や、ポメラニアンと柴犬から「ポメ柴」、チワワとダックスの「チワックス」、マルチーズとチワワの「チワマル」、シーズーとマルチーズの「マルシーズー」なども人気の高いミックス犬になっています。

しかし、ミックス犬も2代目以降はすべて雑種犬となります。

雑種犬は、純血種に比べて遺伝的な病気にかかるリスクが低いため、体が強く長生きしやすいといわれています。