SARSという病気

生活・健康

コロナウイルスに感染することで発症する重症急性呼吸器症候群のことを「SARS」といいます。2002年に初めて中国で発見されました。世界的に流行し、32カ国で約1年間で8000人以上が発症し、約800人が死亡しました。

38度以上の急な発熱、咳、震え、筋肉痛、息切れなどの症状があり、インフルエンザと似ているともいわれていました。

短期間で世界中で急速に広がったため、渡航勧告なども出されていました。2004年以降の発症は報告されていないようで、WHO(世界保健機関)は流行の収束宣言をしました。