一般的には、小型で片手で使用する園芸用などのものを「スコップ」といい、スコップよりも大きく工事などに使用されているものを「シャベル」と認識している人が多いです。
また地域差もあり、先のとがったものをシャベル、先が平たく雪かきなどで使うものをスコップと呼んでいるところや、大きいものをシャベル、小さいものをスコップと呼んでいるところもあります。
1954年に制定されたJIS規格(日本産業規格)では、足をかけるところがあるものを「シャベル(ショベル)」、足をかけるところがないものを「スコップ」としています。
道具の用途として、足をかけて土や砂などを「掘る」目的としているものがシャベル、足をかけず「すくう」ことが目的としているものがスコップです。