代理ミュンヒハウゼン症候群って何?

その他

「代理ミュンヒハウゼン症候群」は親が子どもにする虐待の一つです。

わざと自分の子どもに傷をつけたり、病気にさせたりして、かいがいしく看病することで自分の精神を安定させる精神疾患です。

また、そのような健気な姿を周囲に見せることで、大変だね、頑張ってる、という注目や同情されることで欲求を満たします。

実際に子どもを傷つけたり、薬物を飲ませたりするケースもあれば、病気の診断がもらえるように偽って、子どもの尿検査に自分の血液を混ぜたり、起きてもいない症状を訴える場合もあります。

希望するような診断や処置をしてもらえなかったり、医師や周りの反応が思ったようにもらえないと、どんどんエスカレートしていき子どもの症状が重くなっていきます。

熱心で一生懸命な母親という印象を与えることが多いので、気づかれにくいのも特徴です。

また、子どもだけではなく高齢者や障碍者などへの介護でも見受けられるといいます。