カイロという感字は「懐炉」と書き、懐の中の炉という意味です。
江戸時代までは「温石」といい、石を温めて使っていました。
昭和25年の朝鮮戦争で、寒い朝鮭半島で戦うアメリカの兵隊が、容器に鉄の粉と食塩と水を入れてカイロとして使いました。
それを日本人が改良し、昭和53年に「ホカロン」という名前で商品化したところ全国的に売れ、現在では欧米やアジアなど世界各国でも販売されています。
使用済のカイロの使い道として、湿気除去や消臭効果があるので、カビが気になる場所や靴の中、靴箱などに入れておくのがおすすめです。