柑皮症

生活・健康

柑皮症(かんぴしょう)とは、ミカンなどの柑橘類、にんじんなどカロチンの多いものの過剰摂取が原因で、皮膚が黄色っぽくなる症状。

皮膚が黄色くなる共通の症状で「黄疸」と間違えやすいが、黄疸にみられる白目の黄染は柑皮症にはありません。

カロチンを含む食材の過剰摂取を止めれば自然に治るため、治療の必要はないとされています。

しかし、少量の摂取で症状が出る場合には、脂肪異常症や糖尿病などの可能性もあるので早めの受診が必要かもしれません。