「プリン体」は細胞の中にある遺伝子構成成分で、生きている中で必要な物質です。
日常の食事から摂取していますが、約8割はヒトの体内(肝臓)で生成されています。
プリン体は分解されて尿酸に変わり、体外に排出されます。しかし、排出される尿酸量が限られているため、排出されない尿酸は体内に蓄積されて痛風の原因となるのです。
プリン体が多く含まれる食品として、レバー類、白子、エビやイワシ、カツオなど一部の魚介類、干し椎茸などです。
また、ビールは他のお酒に比べてプリン体が多いといわれていますが、そこまで多くはありません。しかし、毎日飲む場合には注意が必要です。最近では「プリン体カットビール」も多くの種類が販売されています。