現在はDNA鑑定という言葉も一般的に認知されるようになり、以前に比べて精度も高まりました。同じDNA型の人は存在しないことから、個人を識別できるようにもなりました。
しかしDNAや血液鑑定が一般的になる前の今から約30~40年ほど前には、親子鑑定をするために「耳の形」を用いられていたといいます。
耳の形はよく遺伝するため、耳が立っているか寝ているか、耳たぶの形、耳の端の切れ込みの形などの特徴を親子で比べて鑑定していたのです。
特に外耳は、成人すると基本的には形が変化しないため個体識別としての材料になることもあるようです。