この時期に注意する「過敏性肺炎」って何?

生活・健康

梅雨以降の高温多湿の季節に起こることが多い「過敏性肺炎」。

肺炎ですが感染症ではなく、カビに対するアレルギー反応が強く、肺炎を起こしてしまいます。

主な症状は、咳(空咳)、発熱、息切れなどです。時期的にも「夏風邪」や「季節の変わり目の症状」などと思われがちです。

咳や発熱などの症状が続く場合は早めの受診を。

特にカビが繁殖しやすい条件は、温度20~30℃、湿度80%以上、ホコリを糖類に分解して栄養源にします。

木造住宅、風通しの悪い、湿度が高い、ホコリが溜まりやすい場所は対策しておきましょう。他にも加湿器や除湿器、クーラーなどにカビが発生して、部屋中にカビを巻き散らすこともあるので、こまめな掃除が必要です。