5月31日は「世界禁煙デー」です。
世界保健機関(WHO)が制定した国際デーで、この日は世界各地でたばこを吸うリスクや、禁煙を呼び掛けるさまざまなイベントなどが開催されています。
日本では1992年(平成4年)から毎年5月31日~6月6日までを「禁煙週間」と定めました。
1995年時点で世界の喫煙者の割合が約5人に1人。毎年、喫煙が原因とみられるガンや心臓病などで世界で300万人が亡くなっています。このままでは2030年代初めには年間1000万人に達するとWHOは警告しています。
毎回、世界禁煙デーにはWHOのスローガンが掲げられています。
「たばこか健康か-健康を選ぼう」「子供に無煙環境を」「想像以上に大きいたばこの損失」「たばこの害から若者を守ろう」「たばこ税の引き上げを!」などがあり、2022年のWHOのスローガンは「たばこ : 環境への脅威」で、日本の禁煙週間のテーマが「たばこの健康影響を知ろう!~若者への健康影響について~」です。