6月10日は「ミルクキャラメルの日」です。
1913年(大正2年)のこの日、森永製菓が「森永ミルクキャラメル」を発売したことにちなんで2000年3月に制定されました。
1899年の創業当時から「キャラメル」とだけ書いて販売していました。子どもたちに栄養価の高いお菓子を食べさせたいという創業者の思いが込められて作られました。
現在は箱に入って販売されていますが、当時はバラ売りで、一粒五厘という値段でした。
アメリカから伝わってきたキャラメルでしたが、高温多湿の日本の気候でキャラメルが溶けやすく、何度も改良を重ね、1914年に20粒入りの箱で発売しました。
歴史の長い森永製菓のミルクキャラメルですが、箱のデザインはその頃から現在まで大きく変わっていません。「ミルクキャラメル=黄色の箱」というイメージがついているため、変えられないそうです。