リファラル採用とは

ビジネス・経済

一般的な採用は、企業側が求職者からの応募を待つという受け身の形が多いですが、「リファラル採用」は自社の社員から紹介してもらって企業側が積極的に人材を探すやり方です。

企業の理念を理解している社員が、自社に合う人材、紹介する人柄をよく知っているからこそマッチングしやすいという利点があります。また、知っている人の紹介という信頼感もあります。

企業は、求人広告の掲載費用や人材紹介サービスの紹介料などのコストがかからないことも大きなメリットです。

紹介を受けての採用という意味では「縁故採用」「コネ」などと似ていますが、縁故採用は能力やスキルに関係なく、血縁関係や企業と紹介者の関係が最も重要視されます。

一方、リファラル採用は人物の能力や資質が重要な採用判断になり、企業の採用基準を満たした者ではないと採用しません。

欧米では広く活用されている手法ですが、日本では注目され始めたばかりです。