長崎原爆の日

文化・歴史

1945年(昭和20年)8月9日午前11時2分にアメリカ軍B-29爆撃機「ボックス・カー」によって長崎市に原子爆弾ファットマンが投下されました。

3日前の8月6日に広島に投下された原爆の約1.5倍の威力だったといわれています。

上空で爆発した原子爆弾は半径200mもの火の玉を生じさせ、その表面温度は約8,000℃以上。

地面の温度は爆心地で3,000℃〜4,000℃にもなり、即死は推定3万5千人、負傷6万人。最終的には7万人以上が亡くなりました。

原爆の被害は放射線障害、白血病、癌など引き起こし、現在もその影響が続いています。

このような悲劇を二度と繰り返させないという思いから長崎市の平和公園に「平和記念像」が建てられ、毎年8月9日に「慰霊平和祈念式典」が執り行われます。