うるしの日

文化・歴史

11月13日は「うるし(漆)の日」です。

平安時代、文徳天皇の第一皇子・惟喬親王が京都・嵐山の法輪寺に参籠し、この日に「漆(うるし)」の製法を菩薩より伝授されたという伝説にちなんで、1985年に日本漆工協会は11月13日を「うるしの日」と制定いたしました。

漆(うるし)とは、ウルシ科のウルシノキやブラックツリーを傷つけた時に分泌する樹液です。この樹液を加工した天然樹脂塗料です。塗料として漆工などに利用されたり、接着剤などとしても利用されます。

日本では縄文時代から漆の活用が確認されていたといいます。