黄色い声ってなんだ?

文化・歴史

女性のキャーキャーしたかん高い声や歓声を「黄色い声」といいますが、使われ始めたのは江戸時代末期だといわれています。

小説や俳句などで声を色で表現することが流行しました。

中国では「黄」の字を、「ただ事ではない]」いう意味で使っていたらしく、そこから「ただ事ではない声」が、騒ぎ声や歓声という意味の表現法になりました。

その頃書かれた小説「浮世風呂」で、「黄色な声や白つ声で、湯の中を五色にするだらう」と書かれています。

「白つ声」も黄色い声と同じような意味で使われています。