左利きをどうして「ぎっちょ」というの?

文化・歴史

左利きを「ぎっちょ」と呼びますが、昔の宮廷にあった「毬杖・ぎっちょう」という遊びの名前から付けられたと言われています。

毬杖は羽子板の起源とも言われ、球を杖で打つ遊びですが、左で打つと打ち返すのが難しいことから、左で打つ人を「ぎっちょう」と呼ぶようになりました。

そのうち左利きの人自体を省略して「ぎっちょ」と呼ぶようになったといいます。

左利きは全人口の10〜12%との説もあり、国によっても差があります。

比率の高い国は15.7%のオランダ、15.5%のニュージーランド、15%のノルウェーで、日本は約11%です。

アメリカは2%ととても少ないですが、実は両利きが約30%もいるとの結果も出ているのです。