家出人、行方不明者、失踪者の違い

その他

突然姿を消してしまうなどの意味で使われる「家出人」「行方不明者」「失踪者」の違いは何でしょうか。

「家出人」とは、自らの意思で家を出る事を指します。明確な理由がない場合でも、身支度や生活に必要最低限のものを持ちだしていなくなり、事件性が薄いと判断した場合に使われる言葉です。

「失踪者」は自らの意志によりどこにいるのか分からなくなった場合も、自らの意思とは無関係に行方が分からなくなってしまった場合も含む言葉です。

事故や犯罪や事故に巻き込まれ連絡が取れない状態も、犯罪に関与して居所を知られらくない場合なども含まれます。比較的、行方不明者よりも軽い意味で使われることが多いようです。

「行方不明者」は、どこへ行ったのか分からないという意味であり、事故や犯罪に巻き込まれていると特定されている場合も使われます。震災などの場合も行方不明者と表現されます。

また、未成年には「行方不明者」、成年には「失踪者」と使い分かることもあります。

この言葉に定義はなく、特に「失踪者」と「行方不明者」の違いに大きな違いはなく、ほぼ同義語です。

日本では年間10万人前後の人が行方不明になっているといいます。