10月24日は「トリコロール記念日」です。
1794年のこの日、フランス国民公会によって、現在のフランスの国旗となっている青・白・赤の三色旗(トリコロール)を国家の象徴と定められました。
フランス革命の際に、市民軍はパリ市の色である赤と青をあしらっていた帽章をつけました。革命が広がり、市民軍が国民軍になったときの司令官だったラファイエット侯爵が「市民と王家が協力して新しい国を作るべき」として、赤と青の帽章に王家の色である白が加えられたことがトリコロールの起源とされています。
1791年に王政は廃止されましたが、その後もこの三色旗はフランス国民軍のシンボルとなりました。