トランス脂肪酸って危険なの?

生活・健康

トランス脂肪酸とは、構造中の二重結合の一部が天然にはない構造になった不飽和脂肪酸。

安い価格で、長い保存が可能で、おいしいとのことで食品メーカーが使用するようになりました。マーガリンやコーヒーミルク、ファーストフードのポテトやドーナツなどの揚げ物、炒め物などに多く含まれていることが多いです。

多量に摂取すると、アトピー・痴呆・動脈硬化・脳血管障害・癌・糖尿病などの原因になり、その危険性から「狂った油」とも呼ばれています。

日本での規制はありませんが、使用規制やトランス脂肪酸の表示義務などを制定している国は多いです。世界保健機関(WHO)ではトランス脂肪酸の摂取を総エネルギー摂取量の1%未満との目標を示しています。