月経前症候群は、月経3~10日ほど前に周期的に精神的、身体的症状が出ます。「Premenstrual Syndrome」を省略して「PMS」ともいわれます。日本女性の約7割に何らかの症状が出ているようです。
症状は150以上あり、イライラ、抑うつ、めまい、腹痛、頭痛、眠気、睡眠障害、涙もろい、疲労感、肌荒れなど。原因は女性ホルモンの変動と考えられていますが、ストレスなども影響も大きく受けます。
薬の服用以外にも生理前の十分な睡眠、体を温める、食事のバランスなどで症状も軽くなる場合も少なくありません。
しかし、極度の不安や、会話、外出できないなど日常生活が出来ないほど重度の症状の場合は適切な治療が必要で、月経前症候群の約5.4%の割合でいます。