事情があり、親が育てることができない乳幼児を受け入れるための容器、そのシステムのことを「赤ちゃんポスト」といいます。
日本では、熊本の慈恵病院が設置申請を提出し、2007年に設置許可がおりました。日本で唯一のこの熊本の赤ちゃんポストは「こうのとりのゆりかご」という名称で利用されています。
12年間で144人の乳幼児が預けられました。
60cm×50cmの扉の中にゆりかごがあり、常に36度で保たれています。赤ちゃんが置かれるとアラームで病院側に知らせるようになっています。
ドイツでは公私立病院など100カ所以上、パキスタンでは300カ所に設置されています。