4月3日は「いんげん豆の日」です。
1673年(延宝元年)のこの日、いんげん豆を中国から日本に伝えたとされる隠元禅師が亡くなりました。忌日にちなんで制定された記念日です。
隠元禅師は中国・明の禅僧で、江戸時代前期に来日しました。
同師は禅の宗派のひとつ日本黄檗宗を開祖したり、能書家、茶道の一種である煎茶道の開祖でもあります。
また、いんげん豆を精進料理の材料として広く普及させるなど、日本文化に大きく貢献してきた人物です。
状軍・徳川家綱に厚くもてなされ、中国にいた時と同じ萬福寺というお寺を京都・宇治に創建しました。