航空性中耳炎は、列車でトンネルを通った時や、標高の高い山に登った時、飛行機に乗った時などに、耳が詰まった感じや痛くなる症状が起きます。
飛行機の着陸の前に赤ちゃんが泣き出すのはこれが原因ともいわれています。
気圧の変化でなりやすく、高速エレベーターなどでもよく起きます。
多くの場合は、治療せず数分から数時間で自然と治りますが、体調不良時や鼻炎などがある場合は症状が重く、激しい耳の痛みや低い耳鳴りを感じます。
重症の場合は、鼓膜の内側に血が混ざった浸出液が溜まることも。早めの診察が必要です。