ピンク・トライアングル

その他

ピンク・トライアングル(英pink triangle、独rosa Winkel)は、第二次世界大戦中にナチスドイツ政権らが、強制収容した者に装着が義務づけた三角形の識別胸章です。

ラベンダー・ピンク色をしたものが男性の同性愛者を表し、女性の同性愛者はブラック・トライアングルで表されていました。

1~60万人ともいわれるこの同性愛収容者の多くが、強制労働中や、収容所内で衰弱死・懲罰死、虐殺されました。

差別的要素で成り立ったものですが、現在ではLGBT(性的少数者)のプライドや権利を主張するシンボルとして使われています。

LGBTのシンボルとしてレインボーも有名ですが、他にもいくつかシンボルマークがあります。