「ドライアイ」は、目の表面に十分な涙が生成されない、または生成されても正常に目の表面に保たれない状態のことです。
ドライアイ患者は国内では約2200万人、世界では10億人以上とも推測されていて現代病ともいわれています。
涙は目の表面を保護して、潤滑し、異物を洗い流す役割を果たしています。
ドライアイになると、目が乾燥し、かすみ、疲れ目、充血、ゴロゴロした違和感、目やになどさまざまな症状が現れます。
原因は、加齢や紫外線、季節や低湿度など乾燥しやすい生活環境、パソコンやスマホなど長時間画面を見る、コンタクトレンズ装用、喫煙、薬の副作用、花粉などのアレルギー、ホルモンの変化などさまざまです。
乾燥した目は、目の表面に傷がつきやすくなり、角膜や結膜まで影響を及ぼすこともあり、他の病気の可能性もあるため気になる症状がある場合は早めに受診しましょう。