「たんこぶ」は頭にしかできません。
たんこぶの正確名称は「皮下血腫」といい、打撲によって皮膚の中の血管が破れたものの、皮膚は傷つかずに内出血を起こした状態です。
そのため、たんこぶの中身は血液や血漿(けっしょう)です。
他の体の部分に起こる内出血は、破れた血管から血液があふれ皮膚の下に滲んで広がります。
しかし、頭の皮膚の下には脂肪や筋肉の層がほとんどなく、すぐ下に固い頭蓋骨があるため血液の行き場がなくなり、溜まって外側に膨らんでしまうのです。
たんこぶが出来たときには冷やしましょう。