なぜ生姜を食べると体が温かくなるの?

生活・健康

生姜は身体を温める食材としてショウガは有名ですが、なぜなのでしょうか。

生姜には「ショウガオール」「ジンゲロール」「ジンゲロン」という辛味成分が含まれています。

この辛味成分が温かさを感じる神経「温覚」を刺激し、温かさを感じます。

さらに脳にもこの刺激が伝わり、温かくなったので身体の温度を下げるようにと伝達されます。すると身体は熱を下げるために血行を良くして汗をかいたりするのです。

しかし、「ジンゲオール」という成分は解熱、解毒作用もあります。身体を冷やす効果もあるのです。

生の生姜に含まれる「ジンゲオール」は加熱すると、身体を温める「ショウガオール」に変化する特徴をもっています。

そのため、加熱した生姜は身体を温めてくれて、生の生姜には熱を下げたり免疫力を上げたりする効果もあるようなので、使い分けて摂取するとより効果的なのです。