「梅雨」という言葉は、中国から伝わった言葉です。
もともとは、雨でジメジメして黴(カビ)が生えやすい時期であることから「黴雨(ばいう)」と呼ばれていたそうです。
ちょうどこの時期に梅が熟す時期でもあり、「黴」の同音の「梅」という字に代えて伝えられたという説があります。
黴雨が梅雨になり、さらになぜ「ばいう」が「つゆ」と読まれるようになったのでしょうか。
いくつかの説があるようですが、雨が多くジメジメしてることから「露にぬれて湿っぽい」という意味を持つ「露けし」から「つゆ」と呼ぶようになったという説が有力のようです。