9月11日は「公衆電話の日」です。
1900年(明治33年)のこの日、日本初の自動公衆電話が、東京の新橋駅と上野駅の駅構内に設置されました。
その翌10月には京橋のたもとに初めての屋外用電話ボックスが誕生しました。
当時の公衆電話は、「自動電話」と呼ばれていて、交換手を呼びだしてからお金を入れて相手に繋いでもらうものだったため、電話機にはダイヤルもボタンもありませんでした。
1925年(大正14年)に交換手を必要としないダイヤル式の電話が登場してから「公衆電話」と呼ばれるようになりました。
近年、携帯電話の普及や人口の減少などで公衆電話の設置台数は減少しています。
災害時などに携帯電話は通信規制が行われることがありますが、公衆電話は通信規制対象外として優先的に取り扱われるため繋がりやすくなります。