犬猿の仲

その他

犬と猿は仲の悪い例えで挙げられますが、実際は特に仲が悪いというわけではありません。

犬は元々肉食動物で、犬が襲うことが出来る動物は範囲が限られていて、その中に猿も含まれていました。

さらに、お互い縄張り意識が強いため、激しい反発を招くと考えられていました。

違う動物が警戒したり威嚇するのは当たり前のことなので、犬と猿以外でも仲が悪いものは沢山考えられます。

そこで、干支の説が出てきます。

干支は、神様のもとの着いた順番で決まったと神話があり、向かう途中に犬と猿がケンカし、仲裁した鳥(酉)が間にはいり、さる、とり、いぬの順番になりました。

そんな話から「犬猿の仲」ができたともいわれています。