人間はストレスを感じたりイライラしたときには、呼吸が浅く体内の酸素も不足している状態になっています。
大声を出すことで大量の息を吐き出し、多くの酸素を体内に取り込むことが出来るのです。
深呼吸でも同じ効果が得られますが、声を出すことで胸の横隔膜の上下運動にもなります。そのことで内臓が刺激されて胃腸、肝臓など内臓の動きも良くなります。
呼吸が活発になると、血行も良くなります。体温が上昇し、免疫力アップも期待できるのです。
また、自律神経のバランスも整えてくれる効果もあります。
最近では、多くの介護施設や医療現場などでも大きな声を出して歌う音楽療法を取り入れています。
迷惑にならない場所や時間を選んで、大きな声を出してみてはいかがでしょう。