店頭で見かける卵には白い卵、赤い卵、白と赤の中間色のサクラ色の卵があります。
白い卵よりも色が付いている方が栄養価が高く値段も高いイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。
実は卵の色によって栄養価が変わることはないといいます。
ニワトリの品種によって卵の色の違いが出てきます。
日本の養鶏場では白い卵を産む品種を多く飼育し、赤い卵を産むニワトリはアメリカ生まれの品種。
以前は、赤い卵を産むニワトリは1羽あたりの産卵数が少ないため、どうしても卵の価格が高くなってしまっていました。
そのため、値段が高い=栄養価が高いというイメージがついたようです。
しかし、最近では赤い卵を産むニワトリを飼育する養鶏場も増え、品種改良が進み、赤い卵も多くとれるようになったため、色の違いでの価格差はほぼなくなってきました。
卵の色の違いで栄養価は変わりませんが、メーカーによってニワトリの餌などに違いがあるため、風味や味、栄養価の違いはあります。