海外では生卵は食べない!?

生活・健康

日本では卵かけご飯やすき焼きなど、生卵を食べる習慣がありますが、海外で生のままの卵を食べることはとても少ないです。

刺身などもそうですが、海外ではそもそも食材を生で食べるという文化が日本ほど多くありません。

また、生で食べるというのは食中毒の危険性が高いという認識が強いのです。

2011年のデータでは1年間の食中毒患者数が日本は約1000人に対し、アメリカでは約4,770万人以上。3,000倍以上です。

日本では、安心して生食が出来るようにと徹底した品質管理や衛生管理のもと卵が生産されています。

日本での卵の賞味期限は「安心して生食できる」期間ですが、海外では加熱調理が前提になっているので賞味期限も1か月以上のものに設定されているのも珍しくありません。

最近では、海外でも生食用としての卵が販売されているそうですが、一般的な卵で加熱調理して食べることがほとんどのようです。