個人差や季節などによっても異なりますが、健康な成人の場合、1日の唾液量は約1.5リットルです。
これは1日に排泄される尿とほぼ同じです。
唾液の量は20代が最も多く、年を重ねるごとに減少していきます。70歳を超えると唾液の分泌量が半分以下になるともいわれています。
唾液には食べ物の消化を助けたり、口内の汚れを洗い流す、酸を中和して中性に保つ、細菌の繁殖を抑える、虫歯を防ぐ、異物や毒素を排出しやすくするなど大きな働きをします。
よく噛む、水分をよく摂る、舌をよく動かすなどで唾液量を増やすことができます。