大きな古時計

その他

「大きな古時計」は実話を元にして作られたアメリカ民謡で、1876年に発表されました。

当時アメリカでこの曲の楽譜が100万部以上売れたといいます。

日本で最初に流れたのは、昭和37年のNHK「みんなの歌」でした。

日本語の歌詞で「100年いつも動いていた」となっていますが、元々の歌詞では時計が動いていたのは90年です。日本語訳に直した際に語呂が悪かったために100年に直したといわれています。

ヘンリー・クレイ・ワークが作詞・作曲しました。

彼が1874年にイギリス旅行した際に宿泊したホテルの時計がモデルになっています。

ホテルのロビーに大きな振り子時計がありましたが、動いていませんでした。

数年前までそのホテルを経営していた兄弟の弟が亡くなったときから時計が遅れ出しました。

その後、兄もあとを追うように亡くなってしまいましたが、亡くなった11時5分にちょうど時計が止まったとホテルの従業員から聞き、曲にしたそうです。