ひよこ鑑定士は、ひよこのオスとメスを鑑別する仕事をする人のことです。性別はある程度ひよこが育てば素人も分かりますが、鶏卵を産むメスと鶏肉用のオスで餌の与え方や飼育の仕方が変わってくるので、少しでも早い時期に性別を知りたいのです。
ひよこ鑑定士になるには、約半年の講習のあとに1~2年の研修を受け、予備考査と高等鑑別師考査に合格することです。合格者は毎年2~3人程度です。
プロになると1時間で1000羽ほど鑑別することができ99.5%の正確さを持つので、日本の鑑定士は海外からも重宝されています。
年収は500万~700万と幅広いですが、出来高制なので鑑定士の腕次第というところです。