17世紀ごろ、インドはイギリスの植民地でした。
インド料理を元にイギリス人がアレンジして作ったのがカレー粉です。
インドのカレーはスパイスを組み合わせたサラサラの液状のものですが、イギリス海軍で食べられるメニューを考えた時に、船が揺れた時にこぼれにくいようにと、カレーにとろみを付けたという説があります。
日本には1859年に横浜港が開港したタイミングで、イギリスから伝わったといわれています。
カレーを日本で初めて紹介したといわれる書籍は福沢諭吉が書いた「増訂華英通語」です。
この中に、カレーを指す「Curry コルリ」との記載があります。
ちなみに、6月2日は「カレー記念日」、1月22日が「カレーの日」に制定されています