蚊取り線香が誕生したのは1890年。
当時の蚊取り線香は、仏壇のお線香をヒントに作られ、長さ20cmの棒状で約40分くらいしかもちませんでした。
しかし、創業者の奥さんが自宅の庭で蛇がとぐろを巻いている姿を見て、渦巻き状の蚊取り線香が出来たといいます。
渦巻き型の蚊取り線香も最初は手巻きで作られていました。右利きの人が作りやすい右巻きの蚊取り線香でしたが、機械化された時に他社との差別化のために左巻きにしたのが「金鳥」です。
機械で渦巻き型が作られるようになり、長さは75cm、燃焼時間も約7時間半となりました。