実は走るのが速いカピバラ

自然・生物

南米のアマゾン川流域を中心とした水辺に生息しています。

体長は約100~130cm、体重は約35~65kgで、ネズミの仲間としては世界最大です。

のんびりしたように見えますが、泳ぎや潜水が得意で1m近くジャンプすることもあります。

また、野生のカピバラはワニやコンドル、ピューマなどから襲われることもあり、逃げる時には時速50~60㎞で走るともいわれています。

しかし、野生のカピバラと動物園で飼育されているカピバラは体つきが違います。

敵もなく、エサを与えられる動物園のカピバラは脂肪がついていますが、野生では脂肪が少なく、お尻周辺の筋肉も発達しているので速く走れるのです。