桜の開花宣言で使用する標準木とは?

自然・生物

桜はバラ科で、原産地は韓国の済州島。野生種は約10種類あり、この野生種を掛け合わせた栽培種は300種類以上あります。

日本で1番多い品種のソメイヨシノは成長が早く、花弁が大きいという特徴から明治以来、学校や公園などに植樹されて全国に普及しました。

気象庁が発表している桜の開花宣言は、各地の標準木が基準になって行われ、東京では靖国神社のメイヨシノの基準木3本中2本の桜が咲くと開花宣言をします。

大阪では大阪城西の丸庭園内、北海道は2012年春から北海道神宮から気象台構内に変更、沖縄は末吉公園内の緋寒桜(ひかんざくら)が標準木になっています。